ごえんびと 第19回 大岡 桂子さん

ごえんびと

第19
チャイルドラインこおりやま 理事長
大岡 桂子さん

連載コーナー「ごえんびと」
壽徳寺にご縁のあるひと(ごえんびと)にインタビューし、想いを伺いながらご縁を深めます。

第19回は、チャイルドラインこおりやま理事長 大岡桂子さんです。

みなさんは「チャイルドライン」ってご存知でしょうか?
子どもの声を聴き、こころを受けとめる活動として、全国38都道府県に68の電話実施団体と25のオンラインチャット実施団体が、電話もしくはオンラインチャットで子どもの気持ちを受けとめる場所を開いています。
福島県内にも福島と郡山に団体があり、子どもの声を受け止める場を開き、受けとめた「声」を社会に発信し、子どもが生きやすい社会を目指すために活動されています。数年前、チャイルドラインこおりやま主催の講座に住職が参加させていただいたことをきっかけに大岡さんとのご縁がひろがりました。
日頃保育士としておつとめされながら活動を続けていらっしゃる大岡さん。ご活動への想い、原動力についてお伺いいたしました。
「チャイルドライン」って初めて聞いた、という方もぜひご覧ください。

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*チャイルドラインとは
チャイルドラインは、18歳までの子どもの相談先です。
かかえている思いを誰かに話すことで、少しでも楽になるよう、気持ちをうけとめます。
あなたの思いをたいせつにしながら、どうしたらいいかを一緒に考えていきます。お説教や命令、
意見の押しつけはしません。

またチャイルドラインは、世界中の国々が話し合ってつくった「子どもの権利条約」の理念を
大切にしています。
私たちは、子どもたちの人権が守られ、子どもも大人と同じように一人の人間として
人格や意見を尊重される、そして誰もが人間らしく生きていける社会をつくりたいと思っています。

チャイルドラインホームページ(子どものサイト)より抜粋
https://childline.or.jp/

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ごえんびと第18回 佐藤利憲さん

ごえんびと

第18
福島県立医科大学 看護学部 講師
NPO法人ReLink(りんく)理事長
佐藤 利憲 さん

プログラム中の様子

連載コーナー「ごえんびと」
壽徳寺にご縁のあるひと(ごえんびと)にインタビューし、想いを伺いながらご縁を深めます。

第18回は、福島県立医科大学 看護学部 講師、NPO法人Relink(りんく)理事長
佐藤利憲(さとう よしのり)さんです。

佐藤さんとは3年前に*仙台グリーフケア研究会「グリーフケアの担い手養成講座」を住職が受講し、佐藤さんの講義を受けたことがご縁です。「子どもへのグリーフサポート」という講座を担当され、その講義は今でも鮮明に覚えています。
おてらおやつクラブ巡回展の開催中の8/16(火)、子どもや保護者のメンタルヘルスに関する支援、子どものグリーフサポートを広めるための普及・啓発活動されている、佐藤さんを壽徳寺へお招きし講演いただきます。今回のインタビューは、その予習としてご覧いただければ幸いです。今回も深まる時間。ぜひご覧ください。


*NPO法人 仙台グリーフケア研究会とは
2004年、仙台市立病院のスタッフや仙台市民が中心となり設立。2006年より自死遺族のための「わかちあいの会」を始め、自死・病死・事故死・災害等で大切な人を亡くしたすべての方を対象として開催。現在は、仙台、石巻、山形の会場で、「わかちあいの会」を実施。2010年より子どもを対象とした「ワンデイプログラム」を開催(現在はNPO法人子どもグリーフサポートステーションとして各地で継続)「わかちあいの会」「グリーフケア」の普及と啓発を進め、シンポジウムやファシリテーター養成などの事業も行っている。

*グリーフとは
かけがえのない人との別れは誰もが経験し得る事。大切な人との死別により、深い悲しみ、辛さ、寂しさ、後悔、罪悪感、時に怒りや安堵など様々な思いや感情が沸き起こる。喪失に伴う様々な反応をグリーフと言います。グリーフは誰も代わることができません。
そもそも、グリーフは病気ではありません。グリーフが軽くなれば良い、無くなれば良いというものではありません。

上記すべて仙台グリーフケア研究会ホームページより抜粋 https://sendai-griefcare.jp/

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ごえんびと 第17回 山下 仁子さん

ごえんびと

第17
NPO法人 ビーンズふくしま アウトリーチ事業 事業長
山下 仁子さん

山下仁子さん(中央)

活動の様子(一緒にお散歩)

連載コーナー「ごえんびと」
壽徳寺にご縁のあるひと(ごえんびと)にインタビューし、想いを伺いながらご縁を深めます。
第17回は、NPO法人 ビーンズふくしま アウトリーチ事業部 事業長 山下仁子さんです。

ビーンズふくしまさんとのつながりは、壽徳寺も賛同しております「おてらおやつクラブ」です。
壽徳寺からのおすそわけをビーンズふくしまさんにお送りし、ご活動の中でお役立ていただております。
お寺からお送りしたおやつが、どんな活動の中で、どんな子どもたちの手に届いているのか、ご活動を伺いたいと思っておりました。詳しいお話は、8/13(土)に壽徳寺にて講演会を開きますので、こちらにご参加いただければと思います。

今回のインタビューでは、山下さんご自身の活動への想いなどお伺いいたしました。
講演会前の予習としてぜひご覧ください。


【ビーンズふくしま アウトリーチ事業とは】

 福島県内の生活困窮世帯の子どもを対象とした訪問型の支援活動をされています。子どもの権利保障を最大の目的とし、「子どもの生きる力を引き出し育てる」ための取組として、各種講座や体験学習等の多様な学びの機会提供、生活支援、相談、各種同行等を行っています。※助成金等を活用し生活困窮世帯以外の子どもたちの支援もされています。

ビーンズふくしま ホームページより抜粋)

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ごえんびと 第16回 鴫原 さとこさん

ごえんびと

第16
NPO法人 虹色たんぽぽ 代表
鴫原 さとこ さん

鴫原 さとこさん

活動中の様子

連載コーナー「ごえんびと」
壽徳寺にご縁のあるひと(ごえんびと)にインタビューし、想いを伺いながらご縁を深めます。

第16回は、鴫原さとこ(しぎはら さとこ)さんです。
 鴫原さんと住職は、仙台グリーフケア研究会の連続講座でご一緒したのがご縁です。コロナ以降、オンラインでの開講に切り替わり、実際に会って学ぶ時間も少なかったのですが、講義以外の時間でも情報交換などしながらご縁を深めてまいりました。

 鴫原さんは、地元宮城県亘理町でNPOの代表を務めていらっしゃいます。こちらでは「暮らしの保健室」や「聞き書き」の活動されており、今住職が一番興味のある活動でもあります。地域に根ざした活動をされている鴫原さん。ご活動の内容、想いを伺いました。どうぞご覧ください。

 

*暮らしの保健室とは…

 誰でも無料で医療や介護などの心配ごとを相談でき、そこにいるだけでホッと安心できる場所として、訪問看護師の秋山正子さんが開設した「暮らしの保健室」。その活動は全国に広がり、各地に「暮らしの保健室」ができています。(暮らしの保健室ホームページより抜粋)

鴫原さんのNPOでは、みんなの保健室、おらほの保健室という名称で活動されています。

*聞き書きとは…

 語り手の話した言葉をそのまま書き起こし、まるで目の前で話しているかのような文章としてまとめていく手法。全国の医療・介護・地域などで広がっている活動です。

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ごえんびと 第15回 天野 和彦 さん

ごえんびと

第15
一般社団法人 ふくしま連携復興センター 代表理事
天野 和彦さん

天野和彦さん

Jack天野として音楽活動もされてます

連載コーナー「ごえんびと」
壽徳寺にご縁のあるひと(ごえんびと)にインタビューし、想いを伺いながらご縁を深めます。

第15回は、天野和彦さんです。
天野さんとのご縁は、天野さんが開発リーダーとして携わっている、防災教育教材「さすけなぶる」のファシリテーター養成講座に住職が参加したのがきっかけです。養成講座を受講する中で感じる教材に込められた深い想い、天野さんの活動の源をお伺いしたいと思い、今回のインタビューとなりました。あえて学生時代や教員時代のお話を中心にインタビューしております。他ではあまりお話されていない内容なのではないでしょうか?ぜひご覧ください。

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ごえんびと 第14回 ダクルス 久美 さん

ごえんびと

第14回 ダクルス久美さん

ダクルス 久美さん

市民コミュニティーソーシャルワーカー研修会の様子

連載コーナー「ごえんびと」
壽徳寺にご縁のあるひと(ごえんびと)にインタビューし、想いを伺いながらご縁を深めます。

第14回は、ダクルス久美さんです。
ダクルスさんが事務局を務めていらっしゃる、「市民コミュニティソーシャルワーカー研修会」を住職が受講したのがご縁です。いつでも笑顔で、パワフルで、愛にあふれるダクルスさん。その源はどこからうまれてくるものなのかお話を伺いたいと思い、今回のインタビューとなりました。

信仰がキーワードのインタビュー。お話の中で仏教と共通している部分も多く、また新たな気づきをいただく時間となりました。ドラマのようなストーリーと共に、ダクルスさんの想いをご一緒に感じていただければと思います。どうぞご覧ください。


東京から福島へ

―――東日本大震災をきっかけに福島へ移住されたのですね?

 はい。震災発生から3週間後、避難所のボランティアとして福島に入りました。真っ先に支援に入ったのがビッグパレットふくしまです。本当は2泊3日で帰ろうと思ってたんですが、あの状況を見て帰れなくて…。当時、東京の錦糸町にある学習塾で運営アシスタントという仕事をしていたのですが、すぐにその場で職場に電話してましたね。とりあえずその時は1週間いて東京へ戻り、次の月から毎月通うようになって、震災の翌年には移住して、今年でちょうど10年ですね。

2011東日本大震災支援(石巻市東松島)での様子

―――移住を決断するのもすごいですね

 毎月福島に通い、夏くらいには福島に来ようかなと思いはじめてましたが、仕事はどうするとか、八王子の家はどうするとか葛藤がありました。私クリスチャンなんですが、10月に郡山市の教会で礼拝のメッセージを聞き、そんな迷いも一瞬で消えたんです。その内容が「私に言われてるんじゃないか」と思うようなメッセージだったんですよ。条件が整ったら来ようとかじゃなくて、神様が来なさいって言ってる、それに対して私が「わかりました」って言ったらドアが開く、開かれるドアが準備されていると。それでもう降参というか、お手上げ状態でした。その礼拝で号泣してしまって、来年4月に来ますって宣言してました。

―――郡山の教会でそのメッセージを受け取るというのもめぐり合わせですね

 そうですね。でも、こっちに来ても何のツテもないんですよ(笑)。宣言はしたけれど、仕事もないし、ファストフードでバイトして生活する感じかな~って思ってました。でも神様が来なさいと言うならば、神様が備えてくださるだろうとは考えていたんです。
 そうすると、11月に郡山の教会に来た時に今の主人と出会うことになります。これもまた不思議なめぐり合わせですが、翌月のクリスマス礼拝では牧師先生の前で公開プロポーズされて、翌年2月に婚約式をして、4月に郡山へ引っ越し、6月に結婚式を挙げた。という(笑)
 まさかこんな事になるとは思っていなかったのですが、震災支援で福島に来て、福島のために祈らなければならないと思いましたし、ここに来なければならないという迫りを受けたんです。そしてあの時、神様からイエスかノーかと迫られて、「はい、主よ」って言ったときに、必要なものはすべて備えられらたというか、私の身請け人まで備えてくださったと。笑

2012年6月30日 結婚式(郡山グレースガーデンチャペル)

コミュニティソーシャルワーカーについて

―――え~!ドラマのようなすごいお話ですね。震災の前から福島とはつながりが?

 ゴスペルを教える為に、東京から郡山の教会に通ってました。私がずっと通って教えるというより、こちらでクワイヤーが軌道に乗ったら引いていくというのが前提でスタートしました。震災後からは一昨年前まで専属で教えていたのですが、今はコロナになって練習できなくなってしまったというタイミングと、私自身も今の活動の方にコミットしたくて、コロナを機に引退させてもらったっていう形です。

―――現在活動のメインである、CCSWですね?

 はい。CCSWとは、市民コミュニティソーシャルワーカーの略ですが、地域の生活課題に対して必要な支援を結び、住民と共に解決に取り組む「地域のつなぎ手」のことです。このつなぎ手を育成する研修会を3年前から主催しています。
 この活動につながったのは、就労支援の仕事と復興公営住宅支援の仕事の経験からです。就労支援の仕事をしていくと、私自身が福島で今起きている現状を知らなくちゃいけないと思うようになります。そこで前職である、原発被災者の復興公営住宅でのコミュニティ支援をする、NPO法人「みんぷく」の募集を見つけて転職しました。
 復興公営住宅支援の仕事って県の委託事業なんですね。でも出てくる課題は、県の委託の枠の中だけでは、本当に必要なところに手が届かない。復興支援っていうのは、いつかどこかで終わっていくけど、避難先での暮らしは続いていく。その中で避難者っていうくくりだけでは、生活を安定させることができない。でも、現状では県の委託の仕事の枠組み上はそこを踏み越えてやることができない。でも現実問題として絶対必要。という葛藤の中で、CCSWにつながっていきました。

復興公営住宅支援の様子(青いベスト姿がダクルスさん)

―――CCSWの研修をはじめる大きなきっかけは、東北学院大学での学びですね?

 復興支援の仕事に就いて、現状課題にぶつかって心がくじけそうになったときに、*東北学院大学のコミュニティーソーシャルワーカースキルアッププログラムに出会い、1年通いました。そこでの学びはCCSWの研修にもつながっていきますし、そこで知り合った先生方はこの研修に携わってくださっています。
 福島に県内避難をされている方がこれだけいるっていうことが、まず地域課題ですよね。高齢化や生活困窮などの共通課題に加えての、福島だからこその地域課題です。そのことを前提として、どうやって震災から11年の福島を建て直していくのか、というのが大きなテーマです。このテーマをみなさんで考えていきたいですし、CCSWの研修を開催していくことで、地域のつなぎ手を育てていきたい、広めていきたい、そんな想いからスタートしました。

*東北学院大学CSWスキルアッププログラム・・・
現場の課題に直結する本格的な授業内容を通して、地域福祉のキーパーソンとなるコミュニティソーシャルワーカー(CSW)のスキルアップを目指すプログラム。詳細はホームページにて。

東北学院大学CSWスキルアッププログラム修了式

信仰と共に

―――さまざまなポイントポイントで、一歩踏み出すと、自然と道が開けてきたように見えますが、いかがでしょうか。

 福島に来て、神様に語られたのが、「震災で傷んだ、福島のアイデンティティを根底から覆すために働きなさい」ということでした。移住して1年後には、「福島の行政にアプローチする、そういった役割が与えられてる。その為に神様があなたたちを用いるから」って、ある牧師を通して語られました。その時はそれがどういうことかわからなかったです。でも結局、その通りに動いて行くんですよね。

 ――昔から信仰が篤かったのですか?

 ではないです。救われてしばらくは「眠ったクリスチャン」でした。ゴスペルがきっかけですかね。ゴスペルって結局、聖書の”みことば”がそのままなんですよね。ある時、これは*証しだって思ったんです。結局ゴスペルを歌っている私が、証しをしているわけです。
(*証し=神様とともに歩む人生を人に伝えること)
 それを自分の声で歌って、誰かに伝える。その歌詞が自分の生き様になってるかどうか私自身も問われ、考え、そこから自分の信仰感が変わっていきましたね。仲間と歌いながら一緒に祈って、神様を信じて救われるという場面に何度も立ち会って、人生を変える力があることを、理屈なしに体でストンと感じるものがありました。

2017年 グレースガーデンチャペルクリスマスコンサート(郡山市)

2017年11月 モルティのスタバLIVEにて 後方左)L.Aのゴスペルシンガーで愛するBig BrotherのRay Sidney、 写真左より)ゴスペルピアニストの次女、シンガーの3女、ドラマーの次男、夫と。

――そんなゴスペルから今は離れている?

 ゴスペルを歌うことは私にとってライフワークでした。死ぬまで歌ってるだろうと思ってたんですよ。まさかゴスペルを手放すときが来るとは私自身思ってなかったんですね。
 だけど、先ほどお話した「傷んだ福島のアイデンティティを覆す」ということを神様から語られた時に、何か意外とあっさりお返しできたっていうか、これは私が握るものじゃなくて、神様が与えてくださったものだから、神様がもういいよって言ったからお返しするという。そこに未練がなかった自分にびっくりでした。

――神様にお返しするって言葉、素敵ですね。

 何かを手放すって怖いですよね。委ねるということも。私自身、信仰が浅かった時には、委ねてしまったらコントロールがきかなくなってしまう、どうなってしまうんだろう?って思ってました。
 でもこの世のものはいつか終わる。私の命もいつか必ず終わる。と考えると、今許された時間の中で、与えられた使命を全うするだけなんですよね。聖書には、「人は裸で生まれて裸でかえる。」と書いてあります。いくら財産を蓄えようが、肩書きを持とうが、何一つ持っていけないわけです。そう考えた時に、恐れがなくなったっていうのがありますね。変化も手放すことも怖くなくなってきました。今、神様はこれを委ねてくださっている。神様から与えられた使命を全うするために、その役割を担っている。自然とそういう姿勢になれたと思います。

2021年CCSWの様子

――そのように気持ちが切り替えできる方も多くないと思います。どうすれば切り替えできますか?

 一気には変わらないですよね。私もいろんな経験の中でそれを学ばせていただきました。少しずつでも、玉ねぎの皮をむくように、恐れを取り去っていただいたというか。人との縁っていう意味で言えば、やっぱり必要な方々にちゃんと出会わせていただいてます。使命をちゃんと全うする為に、神様が必要な出会いを与えてくださっているなと。

 今は特に、このCCSWをやっていることでそのことを感じますね。私ひとりだけでは成立しませんから、知識を持った方、経験をもった方々が自然と備えられ整えられているから、ひとつの形になっています。今回もちょっと運営的には困難もあったんです。ですがそこも神様は越えさせてくださって、その痛み以上のものを神様は与えてくださった。リスクを負うことを恐れて妥協してたら、多分この収穫はなかったと思うんです。全部手放したおかげて、神様が備えてくださったなと思います。

2019年7月第1回市民コミュニティソーシャルワーカー研修会(旧称:CSWプレ研修会)の様子

CCSW2021の様子 (実践研修防災マップ作り)

これからについて

――これから考えていることなどお聞かせください

 CCSWの活動には、より力を入れていきたいですね。中身を充実させてゆきながら、修了生の方々の活動のバックアップサポートや活動の発信もやっていきたいです。前からそうなんですが、誰かが活躍する姿がとっても嬉しいし、人の変化を見ているのが好きなんですよ。ゴスペルでも、就労支援も、学習塾も、人が何かを掴んで、その瞬間に立ち会うと鳥肌なんです。そんな瞬間に立ち会えるようにサポートしながら、福島の課題と向き合って、なにができるのか、考え続け活動し続けていきたいですね。

――ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします


「神様から与えられた使命を全うし、神様がもういいよって言ったからお返しする」という言葉が非常に印象的でした。仏教でも苦のもととなる執着から離れる「手放す」ことは大事であると説かれます。手放すことは簡単そうでなかなかできないのが人間です。生きてゆく中でさまざまな苦と向き合い、手放すこととも実践してゆくことは大切だなと改めて感じるインタビューでした。
「市民コミュニティソーシャルワーカー研修会」を参加し、ダクルスさんとのご縁をはじめ、また新たなご縁が生まれています。地域のつなぎ手、つながる場として、壽徳寺でもできることを「もういいよ」と言われるまで考え、実践してゆきたいと思います。今回も私自身が想い深まるインタビューでした。ありがとうございます。

*インタビュー・文 松村妙仁
*2022年3月24日 郡山市にてインタビュー


ダクルス 久美 (だくるす くみ)さん プロフィール

東京都立川市生まれ。2005年から福島県郡山市のグレースガーデンチャペルにゴスペルクワイア指導のために通い始め、東日本大震災の支援活動を機に、翌2012年4月に東京都八王子市から郡山市に移住、教会で出会ったブラジル人の夫と再婚。
娘・息子5人と夫の息子の計6人とその家族、孫5人が、東京、奈良、福島に在住。娘婿2人はアメリカ人・ナイジェリア人の多国籍クリスチャンファミリー。
20年間ゴスペルクワイアディレクターを経験したのち一昨年引退、現在は地域の担い手づくりと協働の場づくりを行う任意団体「よりあいコミュニティソーシャルワークス」共同代表。国家資格キャリアコンサルタント、東北学院大学履修証明プログラム修了認定コミュニティソーシャルワーカー、防災士。
「はい、主よ」がモットー。「信仰は望んでいる事がらを保証し、目に見えないものを確信させるものです。」(新約聖書へブル人への手紙11:1)


市民コミュニティソーシャルワーカー研修会(CCSW)インフォメーション】

2022年度「市民コミュニティソーシャルワーカー研修会in福島」は、
5月21日より開講、4月中旬以降より受講生募集開始の予定。
詳しくは以下のHPまたはFacebook, Instagramにてご確認ください。

よりあいコミュニティソーシャルワークス https://yoriaics.works/
市民コミュニティソーシャルワーカー研修会 
Facebook https://www.facebook.com/ccsw.fukushima/
Instagram   https://www.instagram.com/ccsw.fukushima/

お問い合わせ先:よりあいコミュニティソーシャルワークス
info★yoriaics.works (★=@)
050-3559-4181


CCSW2021の最終講義の様子

CCSW研修内で作成した防災マップ


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https://linktr.ee/jyutokuji

ごえんびと 第13回 半沢 政人さん

ごえんびと

第13回 半沢 政人さん

連載コーナー「ごえんびと」
壽徳寺にご縁のあるひと(ごえんびと)にインタビューし、想いを伺いながらご縁を深めます。

第13回は、半沢政人さんです。
福島県三島町にアトリエを構えて活動されている美術家の半沢政人さん。
「Ori Kiri Ori」という、一枚の紙から生まれる作品に感動し、ご連絡したことからのご縁です。昨年壽徳寺で開催した、目黒麗さんのクリスタルボウル演奏会でも、半沢さんの作品で本堂を装飾していただきました。Ori Kiri Oriがどのように生まれたのか、奥会津での活動の様子など、三島町のアトリエにてお伺いしました。ぜひご覧ください。


「Ori Kiri Ori」 (オリ キリ オリ) とは・・・

一枚の紙とハサミを用いて、
自然な感覚で作り出される 美しく創造的な「Ori Kiri Ori」
作り手の個性により様々な形が生み出されます。
「世界中すべての人々が素敵な作品づくり」
これが、僕が望むアート(芸術)です。

「すべては 未来をつくる今を 生きるために」

*Ori Kiri Ori パンフレットより


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ごえんびと 第12回 重川 真佐美 さん

ごえんびと

第12
mucaca – 漢方養生薬膳メゾット -主宰
重川 真佐美さん

重川 真佐美さん

2019年 壽徳寺での講座の様子

連載コーナー「ごえんびと」
壽徳寺にご縁のあるひと(ごえんびと)にインタビューし、想いを伺いながらご縁を深めます。

第12回は、mucaca 主宰 重川真佐美さんです。重川さんは、漢方の理論を基に、季節や体質にあわせた養生生活のアドバイスする活動をされています。 2018年と2019年には壽徳寺にお招きし、薬膳の講座を開きました。本尊薬師如来と薬膳という“薬つながり”がきっかけです。外部講師をお招きして開く講座は、この薬膳講座が初めてだったこともあり住職としても思い入れがある講座です。
オンラインですが、久々にお話し、今だからこそ漢方薬膳の大切さを実感する時間となりました。
どうぞご覧ください。

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ごえんびと 第11回 森口  純一 さん

ごえんびと

第11
礼拝空間デザイン室『TSUNAGU』代表
森口  純一さん

 

森口さんが手がけられたお墓 茨城県笠間市 常陸国出雲大社様

連載コーナー「ごえんびと」
壽徳寺にご縁のあるひと(ごえんびと)にインタビューし、想いを伺いながらご縁を深めます。

第11回は、礼拝空間デザイン室『TSUNAGU』代表の森口純一さんです。
森口さんは、全国各地の寺院の永代供養墓や納骨堂などの祈りの空間設計、運営アドバイスから、お寺の魅力を引き出すお手伝いなど寺院のトータルデザインに携わっていらっしゃいます。壽徳寺でも永代供養墓建立を視野に入れており、森口さんにご相談しているところです。仏教とのご縁によって公私ともに180度違う人生を送ることになった、森口さんのご経験、これからの活動についてなど、想いを伺いました。ぜひご覧ください。

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ごえんびと 第10回 久保木 彩歌 さん

ごえんびと

第10回
久保木畳店
久保木 彩歌さん

 

連載コーナー「ごえんびと」
壽徳寺にご縁のあるひと(ごえんびと)にインタビューし、想いを伺いながらご縁を深めます。

第10回目は、久保木畳店の久保木 彩歌さんです。

久保木畳店さんは須賀川市にある老舗畳屋さん。工場の他に畳の縁(へり)を使った小物などをそろえた店舗も構えていらっしゃいます。テレビや新聞などで見たことも多いかもしれません。
12月19日には久保木さんにお越しいただき、「お正月飾りワークショップ」も壽徳寺にて開催いたします。
畳のお話、日本文化のお話、そしてご先祖さまのお話など、熱い想いが伝わるインタビューとなりました。ぜひご覧ください。

 

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