彼岸の入り

【本日彼岸の入り】

お彼岸は、
ご先祖さまを敬い、いのちに感謝し、
日頃の行いを省みる期間

国民の祝日に関する法律には
「自然をたたえ、生物をいつくしむ」
とあります。

新型ウイルスの問題で、
先が見えない不安な毎日。
こころザワザワする毎日ですが、
「日頃の行いを省みる期間」のお彼岸に、
日頃の行いを省みて、
自分のこころの状態、変化、揺らぎ、
に向き合ってみませんか?

不安になるのも自分のこころ。
安定するのも自分のこころ。

こんなときこそ、
深呼吸をして、
一歩立ち止まって、
自分に向き合う時間を作ってみませんか?

例年にない暖冬の今年
お寺の境内にも、
例年より早めの春が来始めています。
自然は私達に力を与えてくれますね。
春は必ず来る、
明けない夜はない。

お彼岸の中日には、
本堂にて彼岸法要を執り行いますが、
ウイルス感染拡大防止を鑑みて、
住職一人でおつとめいたします。

ご先祖さまへの感謝
繋がれたいのちへの感謝
生きとし生けるものすべてに感謝し、
おつとめいたします。
みなさまもこころを向けていただければ幸いです。

一日も早く穏やかな日常が戻ることを祈念いたします
合掌

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グリーフケア

【グリーフケア】

グリーフ=喪失
大切な人、こと、ものを失った時に生じる、心の変化、状態、反応のこと。

揺れ動く心や気持ちの中で、生活してゆくのはしんどいこともたくさんありますよね。そんな時に寄り添い、サポートできればと思っております。

仙台グリーフケア研究会の”グリーフケアの担い手講座”や、
リヴオンの”僧侶のためのグリーフケア連続講座”に通い、学んでいる最中の住職。
毎回毎回ご縁に感謝をしながら、学びを重ねております。

以下リヴオンさんが出している
『大切な人をなくした人のための権利条約』です。
必要としている方に届きますように…。

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◆大切な人をなくした人のための権利条約◆

【第1条】悲しんでもいい 落ち込んでもいい

「がんばらないと」「心配かけてはいけない」と気丈にふるまっているかもしれません。 でも時に自分の心の奥にある声に耳を傾けてみてください。 悲しいときは悲しみ、落ちこむことがあっても自然なことです。

【第2条】 自分を許してもいい

「わたしが悪かったんだ」 と自分を責めてどうしようもないとき 「どうにもできないことがあったんだ」 ということを認めてもよいのです。 自分を責めるのは、あなたにとって、その人の存在がそれほどまでに大事だった証です。

【第3条】 考えない、思い出さないときもいい

死を直視しないのもまた自由です。 辛いから考えたくない、思い出したくない。 そんな時は、いま自分が打ち込めることに力を そそげばよいのです。 考えられるとき、思い出したいときに、そうすれば よいのです。 亡くなった人はそんなあなたを責めないでしょうから。

【第4条 】自分を大切に

「みんな大変だから」 と思い、我慢をすることも尊いことです。 でも自分がつぶれてしまうほどの我慢はどうでしょうか。 大切なのはあなたが、あなたらしく生きてゆけること。 自分を大切にすることに許しを与えてもよいのです。

【第5条】 助けてもらうこと

「お互いさま」 だれもがいつかは大切な人をなくし、苦しいときがあります。 だからいま、辛いのなら、支えてもらってもよいのです。 そして今度は、誰かにその恩を返したり、送ればよいのです。 「助けて」は悪いことではありません。

【第6条】 みんなちがって、それぞれにいい

同じことを前にしても、感じ方はちがいます。 人それぞれであるということ。 どちらが重たくて、どちらが軽いということは 本当はありません。 ただ「そう感じている」ということが真実なのです。 感じるままに。ちがいをちがいのままに。

【第7条】 自分の人生を歩んでいい

自分の人生を生きること。 たのしい時間をもつこと。 時に亡くした人を忘れていること。 それは亡くした人を置いていくことではありません。 喪失した相手の存在とともに あなたの人生を 歩んでいくことはきっとできます。

©一般社団法人リヴオン

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◆リヴオン ホームページ *グリーフとは
https://www.live-on.me/grief/

春を告げるお祭り

 

集落のお不動さま「錦水不動尊」

5月10日祭礼にておつとめいたしました。

 

その昔、このあたりに住む村人の夢にお不動さまが出て、

お告げの通り、山の麓を掘ったところ、

お不動さまと湧き水が出てきたという、伝説があります。

その湧き水は、眼の病に効く、として今日まで大切にされています。

 

今年のお祭りは、お天気もよく、

猪苗代湖そばにあるお堂から、磐梯山もキレイに見えました。

 

5月10日は、この集落の田んぼに水が入る日

春を告げる祭りでもあります。

 

五穀豊穣、今年一年もみなさまが健やかに過ごせますように。

 

合掌

南無大師遍照金剛

雨模様のお彼岸の中日です。

 

3月21日は、お彼岸の中日ではありますが、

弘法大師空海がご入定(ごにゅうじょう)された日です。

ご入定とは、永遠の瞑想に入られた意味。

お大師さまは、今もなお、高野山の奥の院にて、

世界の安寧を祈られていらっしゃいます。

 

みなさまの毎日が健やかに穏やかに過ごされますよう、

この世の中が平和でありますよう、

ご祈念いたします。

 

南無大師遍照金剛

彼岸の入り

穏やかな彼岸の入りです

 

影にはまだ先日降った雪が残っておりますが、

外に出てもだいぶ暖かくなりました

 

雪国では春彼岸の時期でも

まだまだ雪が残っていることが多く、

春彼岸にお墓参りに行く風習もあまりありません

ここ数年は、昔に比べて雪の量も少なくなりましたので、

春彼岸にお墓参りにみえる方も

昔より多くはなったように思います。

 

お彼岸は、ご先祖さまや日々に感謝し、

自分の心と見つめなおす期間とも言われます。

 

お墓参りできなくとも、

ご自宅の仏壇の前にて、手を合わせるのはもちろん、

春の芽生えのこの時期に、

日頃の自分のくらしや、自分のこころと見つめるのも

よろしいのではないでしょうか。

 

暑さ寒さも…

昨夜一晩で30センチほど積もりました

 

先日のブログで、春も近いか?と書いたばかりですが、

会津の冬はこのままでは終わりませんね。

雪国では、3月に雪が降るのは例年通りではありますが、

雪が少ない今年としては、

この時期に降るのは不意をつかれたかんじです。

 

来週にはお彼岸を迎えます

東京では桜の開花があるかも?と予報されておりますが、

会津の春はまだ先のようです。

 

季節の変わり目

みなさまご自愛くださいませ

啓蟄

お寺のまわりもだいぶ雪がとけ、

春らしくなってきました。

 

本日3月6日は啓蟄

冬ごもりした虫たちが動き出す季節

 

雪国にもいよいよ春がやってきます

雪に包まれた景色が、草花が芽吹き色鮮やかになってゆきます

 

私達も旅立ちやスタートの時期ですね。

みなさまの毎日が色鮮やかな日々になりますよう