もうすぐ花まつり

【4月8日は花まつり】
「花まつり」とは、お釈迦さまの誕生祝いの行事のことです。

*昨年の花まつり

お釈迦さまは、生まれてすぐ
「天上天下 唯我独尊」
てんじょうてんげ(が) ゆいがどくそん
とお話されたと言われます。

これは「この世には私という人間は、たったひとりしかいない、尊い存在、大切な存在である。」と謳った言葉です。

コロナウイルスの影響が多方面に広がり、不安な毎日。外出や行動が制限される中でも、自分の大事なものは何なのか、働き方や生き方を改めて見直す機会ともなっているのではないでしょうか。大切な家族や仲間と、いつもと同じく過ごせる日常が有り難いと思いますよね。

お釈迦さまが謳われた言葉のとおり、
一人一人がこの世でたったひとりの大切な存在であり、 あなたの家族も仲間も、生きとし生けるものすべて大切な存在です。
ご先祖さまから繋がれてきたいのち、一人一人の大事ないのちを守るために、正確な情報を元に冷静な行動を取ってゆかなければなりませんね。

今年の壽徳寺花まつりは、コロナウイルス感染拡大防止を鑑みて、オンライン法要としておつとめ予定です。
お釈迦さま誕生のお祝いのおつとめと共に、疫病退散、無病息災のご祈願もさせていただきます。自宅でご参列いただければ幸いです。
オンライン法要の詳細については決まり次第、こちらでお知らせいたします。
合掌

彼岸の入り

【本日彼岸の入り】

お彼岸は、
ご先祖さまを敬い、いのちに感謝し、
日頃の行いを省みる期間

国民の祝日に関する法律には
「自然をたたえ、生物をいつくしむ」
とあります。

新型ウイルスの問題で、
先が見えない不安な毎日。
こころザワザワする毎日ですが、
「日頃の行いを省みる期間」のお彼岸に、
日頃の行いを省みて、
自分のこころの状態、変化、揺らぎ、
に向き合ってみませんか?

不安になるのも自分のこころ。
安定するのも自分のこころ。

こんなときこそ、
深呼吸をして、
一歩立ち止まって、
自分に向き合う時間を作ってみませんか?

例年にない暖冬の今年
お寺の境内にも、
例年より早めの春が来始めています。
自然は私達に力を与えてくれますね。
春は必ず来る、
明けない夜はない。

お彼岸の中日には、
本堂にて彼岸法要を執り行いますが、
ウイルス感染拡大防止を鑑みて、
住職一人でおつとめいたします。

ご先祖さまへの感謝
繋がれたいのちへの感謝
生きとし生けるものすべてに感謝し、
おつとめいたします。
みなさまもこころを向けていただければ幸いです。

一日も早く穏やかな日常が戻ることを祈念いたします
合掌

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今後の行事に関して

今後の行事に関して

◆3月8日(日)10時開催
【手ぶらで写経、写仏】
予定どおり開催いたします。

小規模の行事、参加者も特定できる行事であること、
不安な毎日の中、心を落ち着かせる時間であること、
と考え開催いたします。
ですが、くれぐれも体調不良の方はご無理のないようにお願いいたします。

ご来寺の際には、以下にご留意ください

■発熱・咳・全身痛などの症状がある場合は、ご来寺の前に必ず医療機関にご連絡の上、指定された医療機関を受診されますようお願い致します。

■咳エチケットをお守りください。咳・くしゃみ等の症状のある方は、マスクをご着用ください。

■手洗い、うがいの励行をお願い致します。

■当日体調にご不安のある方はくれぐれもご無理なさらないようお願い致します。

今後の行事に関しましては未定です。
状況を見て決定し、お知らせいたします。
ご理解の程よろしくお願いいたします。
合掌

インタビュー記事掲載

【住職インタビュー記事掲載】

地域寺院の今後の在り方を探り、
情報発信、交流を深める会員組織「地域寺院倶楽部」
その会報紙「地域寺院」45号に、
壽徳寺住職のインタビュー記事が掲載されました。

全国各地の僧侶をリレー形式でインタビューするコーナー”尋坊帖”。今までの生い立ちから仏門に入るまでのいきさつ、お寺のこれからへの想いなどをお話いたしました。
取材は雪振る前に行われ、じっくり丁寧に取材してくださいました。

編集、発行されているのは、大正大学の関連機関であります、大正大学地域構想研究所 BSR推進センター
https://chikouken.jp/project/bsr/

住職が僧侶資格の為に入学した母校です。
在学中には想像もしないご縁に、感慨深く思います。
早速、ご本尊さまにご報告いたしました。

お檀家さまには別途お知らせいたします。
本堂にも置いておりますので、
ご興味ある方は手に取っていただければと思います。
合掌

手ぶらで写経・写仏

日常から離れ、静寂な時間の中で、
ゆっくりと自分と見つめてみませんか?

写経(お経を書き写す)、
写仏(仏様のお姿を描き写す)ことは、
修行のひとつでもありますが、
脳の活性化にも効果的といわれます。

毎月8日は、本尊薬師如来のご縁日。
ご縁日のこの日に、静かな本堂で一緒にプチ修行しませんか?

どなたでも、初めてでも大丈夫です
お気軽にご参加ください。

◆2月8日(土)10時~11時30分
◆3月8日(日)10時~11時30分
*どちらも同じ内容です
◆体験料 ¥1000 (教材費込、お茶つき)
◆場 所 壽徳寺 本堂

※事前予約不要、手ぶらでOK
※体験料は当日お納めください
※駐車場あり、本堂の前に停めてください
※写経、写仏どちらでも選べます
※椅子、テーブルあります
※吹雪など悪天候の場合は、中止や延期する場合がございます
(その際はホームページやSNSで告知いたします)

#写経 #写仏 #修行 #お寺体験

グリーフケア

【グリーフケア】

グリーフ=喪失
大切な人、こと、ものを失った時に生じる、心の変化、状態、反応のこと。

揺れ動く心や気持ちの中で、生活してゆくのはしんどいこともたくさんありますよね。そんな時に寄り添い、サポートできればと思っております。

仙台グリーフケア研究会の”グリーフケアの担い手講座”や、
リヴオンの”僧侶のためのグリーフケア連続講座”に通い、学んでいる最中の住職。
毎回毎回ご縁に感謝をしながら、学びを重ねております。

以下リヴオンさんが出している
『大切な人をなくした人のための権利条約』です。
必要としている方に届きますように…。

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◆大切な人をなくした人のための権利条約◆

【第1条】悲しんでもいい 落ち込んでもいい

「がんばらないと」「心配かけてはいけない」と気丈にふるまっているかもしれません。 でも時に自分の心の奥にある声に耳を傾けてみてください。 悲しいときは悲しみ、落ちこむことがあっても自然なことです。

【第2条】 自分を許してもいい

「わたしが悪かったんだ」 と自分を責めてどうしようもないとき 「どうにもできないことがあったんだ」 ということを認めてもよいのです。 自分を責めるのは、あなたにとって、その人の存在がそれほどまでに大事だった証です。

【第3条】 考えない、思い出さないときもいい

死を直視しないのもまた自由です。 辛いから考えたくない、思い出したくない。 そんな時は、いま自分が打ち込めることに力を そそげばよいのです。 考えられるとき、思い出したいときに、そうすれば よいのです。 亡くなった人はそんなあなたを責めないでしょうから。

【第4条 】自分を大切に

「みんな大変だから」 と思い、我慢をすることも尊いことです。 でも自分がつぶれてしまうほどの我慢はどうでしょうか。 大切なのはあなたが、あなたらしく生きてゆけること。 自分を大切にすることに許しを与えてもよいのです。

【第5条】 助けてもらうこと

「お互いさま」 だれもがいつかは大切な人をなくし、苦しいときがあります。 だからいま、辛いのなら、支えてもらってもよいのです。 そして今度は、誰かにその恩を返したり、送ればよいのです。 「助けて」は悪いことではありません。

【第6条】 みんなちがって、それぞれにいい

同じことを前にしても、感じ方はちがいます。 人それぞれであるということ。 どちらが重たくて、どちらが軽いということは 本当はありません。 ただ「そう感じている」ということが真実なのです。 感じるままに。ちがいをちがいのままに。

【第7条】 自分の人生を歩んでいい

自分の人生を生きること。 たのしい時間をもつこと。 時に亡くした人を忘れていること。 それは亡くした人を置いていくことではありません。 喪失した相手の存在とともに あなたの人生を 歩んでいくことはきっとできます。

©一般社団法人リヴオン

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◆リヴオン ホームページ *グリーフとは
https://www.live-on.me/grief/

謹賀新年

新年明けましておめでとうございます

健やかに幸多き一年となりますよう

ご祈念いたします

 

昨年は、多くの方にご来山いただき、

ご縁が大きく広がる一年でした。

本年もみなさまと一緒に

ご縁を紡いでゆければと思っております。

 

本年もよろしくお願いいたします。

南無大師遍照金剛

年内最後のご縁日

【感謝の太陽礼拝】

12月8日、年内最後のご縁日行事でした。

この日は、毎月8日の本尊薬師如来の縁日であり、

お釈迦様がさとりをひらいた日を祝う、”成道会(じょうどうえ)”の日でもあります。

年末ということもあり、一年の締めくくりとして、心とからだに向き合う時間にすべく、

”108回の太陽礼拝”を開催いたしました。

 

太陽礼拝は、恵みを与えてくださる太陽に感謝しながら、

ひとつひとつのポーズを大切に行う、動きのある瞑想のひとつ。

煩悩の数と同じ108回を行うことで、やってゆく中で発生する様々な気持ち、身体の変化に目を向けることにより、

自分と向き合う時間、心が洗われる時間となります。

108回!となると、いろんな気持ちが現れますが、

その気持ちと向き合う、今の私と向き合うのがなにより大事な時間です。

そんな時間を感じていただきたいと思い、今回開催いたしました。

 

多くの方にご参加いただき、

太陽礼拝を行うのも初めてという方がほとんど。

みなさまご自分のペースで、じっくりと向き合う時間になっていたように思います。

 

当日は、ご参加のみなさまは太陽礼拝を行い、

住職はご本尊さまへ五体投地の礼拝で、

この一年間、知らず知らずうちにおかしてしまった罪に懺悔し、

来る年が健やかになるよう、おつとめいたしました。

今年のご縁日は、昨年より更にパワーアップし、

多くのみなさまにご参加いただき、ご縁が広がる一年でした。

また来年もみなさまとのご縁を広げ、

一緒に紡いでゆければと思います。

またみなさまとお会いできる日を楽しみにしております。

合掌