ご縁日法要

毎月8日は、本尊薬師如来のご縁日
ご縁日とはその仏様との縁がより深まる日、思いが伝わる日ともいわれます。

これまでのご縁日には、写経や写仏、健康講座、仏教音楽コンサートなど様々な講座を開催してまいりましたが、集まることもなかなか叶わない現状ですので、住職ひとりでご縁日の法要を執り行いました。

いつも見守ってくださるご本尊さまへ感謝と、コロナ終息、一日も早く日常が戻ることを願い、おつとめいたしました。

また、縁日の法要とともに、
ツナガリイム祈願法要も執り行いました。

ツナガリイムとは、オンラインでできる写仏で、写仏を通して全国各地の寺院とつながるプロジェクトです。
詳しくは下記「お寺のじかん」ホームページよりご確認ください。
https://www.otera-no-jikan.com/article/5764

 

ツナガリイムを通じ届いた写仏は、都度本尊薬師如来の宝前へ奉納し、毎朝のおつとめにてご祈願しております。そして、薬師如来のご縁日の法要の中でも、この1ヶ月の間に奉納されました写仏のすべての願主名、願意をあらためて読み上げ、ご祈願いたしました。

 

お参りに行きたくても行けない状況の中はじまったプロジェクトですが、このきっかけがなければ生まれなかっただろう、ご縁でもあります。

全国各地から届く、想いのこもった写仏やお手紙を拝見し、あたたかい気持ちにつつまれております。ありがとうございます。

 

ツナガリイムもまだまだ進行中です。
今週からはお手本の作者である、画家映水さんによる写仏解説動画配信もはじまったようです。
写仏を通して安らかな時間となりますように。

合掌

年内最後のご縁日

【感謝の太陽礼拝】

12月8日、年内最後のご縁日行事でした。

この日は、毎月8日の本尊薬師如来の縁日であり、

お釈迦様がさとりをひらいた日を祝う、”成道会(じょうどうえ)”の日でもあります。

年末ということもあり、一年の締めくくりとして、心とからだに向き合う時間にすべく、

”108回の太陽礼拝”を開催いたしました。

 

太陽礼拝は、恵みを与えてくださる太陽に感謝しながら、

ひとつひとつのポーズを大切に行う、動きのある瞑想のひとつ。

煩悩の数と同じ108回を行うことで、やってゆく中で発生する様々な気持ち、身体の変化に目を向けることにより、

自分と向き合う時間、心が洗われる時間となります。

108回!となると、いろんな気持ちが現れますが、

その気持ちと向き合う、今の私と向き合うのがなにより大事な時間です。

そんな時間を感じていただきたいと思い、今回開催いたしました。

 

多くの方にご参加いただき、

太陽礼拝を行うのも初めてという方がほとんど。

みなさまご自分のペースで、じっくりと向き合う時間になっていたように思います。

 

当日は、ご参加のみなさまは太陽礼拝を行い、

住職はご本尊さまへ五体投地の礼拝で、

この一年間、知らず知らずうちにおかしてしまった罪に懺悔し、

来る年が健やかになるよう、おつとめいたしました。

今年のご縁日は、昨年より更にパワーアップし、

多くのみなさまにご参加いただき、ご縁が広がる一年でした。

また来年もみなさまとのご縁を広げ、

一緒に紡いでゆければと思います。

またみなさまとお会いできる日を楽しみにしております。

合掌

五感で感じる精進料理 大盛況

 

10/20(日)開催しました、

五感で感じる精進料理、大盛況にて終了いたしました。

 

台風被害が広がる福島県内

開催の可否を検討しておりましたが、

当日は福島県産野菜と、会津塗漆器を使った精進料理の会。

美味しいいただいて、食べて応援という気持ちで開催いたしました。

 

当日の写真を以下、[ホトカミ]サイトにてアップしております。

会場のあたたかい、豊かな様子をご覧ください。

 

https://hotokami.jp/area/fukushima/Htats/Htatstm/Dygmg/41370/41976/

おてらおやつクラブへの寄付ご報告

【おてらおやつクラブへの寄付ご報告】

先日開催しました、

9/29(日)仏教音楽コンサート 響明の入場料を全額、

おてらおやつクラブ  https://otera-oyatsu.club/

へ寄付させていただきましたのでご報告いたします。
当日ご来場くださったみなさま、ご賛同いただきありがとうございました。

 

 

この寄付金は、ひとり親家族への「おすそわけ」支援に使われます。

今後も壽徳寺も「お供えものを、おさがりとして、おすそわけ」支援するとともに、募金箱も設置して引き続き参画いたします。

10/8(火)、11/8(金)、12/8(日)の毎月8日には、お寺から支援団体へのおさがりの発送作業を行います。

お寺からの「おさがり」だけでなく、みなさまからの「おすそわけ」支援も大歓迎です。ご賛同いただける方は、毎月8日までに壽徳寺へおすそわけをお持ち寄りください。
おすそわけの品目などの質問は、以下ページをご参照ください。
https://otera-oyatsu.club/donation/faq/

 

フードロスが社会問題となる中、その一方で貧困問題も大変深刻な状況です。
その中で、おてらおやつクラブとしての支援は、一時的なものではなく、少しずつでも継続支援していく事が大事であると考えております。

今回のコンサートがきっかけのひとつとなり、支援の輪が今後も広がってゆくことを願い、ご報告とさせていただきます。
ありがとうございました。
合掌

コンサート開催報告

9/29(日)

仏教音楽コンサート響明(きょうめい)

大盛況にて開催終了いたしました。

当日は朝から雨模様でしたが、開場時間にピタリと止み、

終演後にはまたザっと雨が降るという、申し合わせたようなお天気。

足元が悪い中、お檀家さんはもちろん、

近隣市町村より多くのみなさまにご来場いただきました。

 

コンサートの内容は、日本音楽の源流と言われる声明(しょうみょう)

和歌にメロディーがついた巡礼のお経でもある御詠歌(ごえいか)

大迫力の太鼓(たいこ)の3つのパートにわけ、

曲の説明、出演者の紹介なども交えながら約1時間の演奏。

 

今回出演していただいた福島県内、真言宗豊山派の僧侶の方々は、

福島県内にとどまらず、宗派の代表として全国各地での演奏会やおつとめに

出仕(出演)されている方ばかり。

お忙しい中、お時間をさいて、ご出演いただきありがたいかぎりです。

そして、この写真もプロの腕前のお坊さんカメラマンに撮っていただきました。

ありがとうございます。

 

コンサートタイトルである”響明(きょうめい)”は、

当山住職が名付けた造語で

「出演者と来場者のこころが共鳴し合い、

その空間が明るく響き合い、全員で共有する時間にしたい」

という気持ちを込めたもの。

 

まさにみなさんと一緒に同じ時間の共有、

”きょうめい”する時間になったのではないかと思います。

 

昨年初開催し、今年で2回目の開催。

また来年もみなさまと時間の共有ができればと思います。

 

ご来場いただきました皆様、

興味を持ってくださった皆様、

ご出演くださった皆様、

当日の運営をご協力くださった皆様、

すべての皆様に御礼と感謝を申し上げ、開催のご報告といたします。

ありがとうございました。

またお会いできる日を楽しみにしております。

 

合掌

 

壽徳寺のご本尊、薬師如来様も温かく見守ってくださいました。

 

開催御礼

7/15(月祝)

地域のまつり「おでんのやま」と
音楽ライブ付き縁日「ぼっちぼっちフェスティバル」
開催いたしました。

お天気が心配でしたが、
雨降る事なく、無事開催することができました。

午前中は、恒例行事の「おでんのやま」

「おてんのうさま」疫病払いにご利益のある
牛頭天王のお祭り。
みんなでじゃがいも汁を作って食べるのが恒例。
今年は餅つきも。

そして、午後から「ぼっちぼっちフェスティバル」

全国各地の寺社仏閣などで開催されている縁日イベント。
ひとり親家族を支援する団体が主催し、
その活動の広報として、
そして、元気を届けるために全国をツアー中。

今回は、福島ツアーとして、
二本松、いわき、猪苗代と、福島県内3ヶ所、3寺院で
開催されました。

福島ツアー最終日にふさわしく、
壽徳寺開山以来のではないか?という人出。

猪苗代町内だけでなく、
近隣市町村や他県からもお越しいただき、
一日の推定、700名の方にご参加いただきました。

田舎の小さなお寺の境内、
ご先祖さまが眠り、ご本尊様が見守る中、
子供たちの元気な声が響く光景は、
しあわせの形そのもの。

久々の再会をするかたがいらっしゃたり、
新たなご縁を結ばれたり、
この一日が、なにかのはじまり、
きっかけの日になってくださったようで、
嬉しい限りです。

多くの方にご来場いただき、
多くの方にご協力いただいたおかげで
無事、安全に、健やかに、楽しい一日となりました。

みなさまありがとうございました。
またいつでもお越しください。
合掌

【満員御礼】死の体験旅行Ⓡ 

6/23(日)、念願でありました、
「死の体験旅行Ⓡ」ワークショップを開催いたしました。

全国各地で開催されている人気のワークショップですが、

当山での開催も、早くから多くの方にお申し込みいただき、

おかげさまで満員にて開催することができました。

ありがとうございます。

 

※本日の福島民友朝刊(会津版)に掲載されました

 

「死の体験旅行」と聞くと、怖い、暗いなど嫌なイメージを

持たれるかもしれません。

しかし、単なる死の仮想体験ではなく、

自分の大切なもの、こと、人、思い出などを

改めて確認するワークショップであり、

自分のいのちについて考える時間でもあります。

 

お寺という空間で、大切なもの、いのちについて

みなさんと一緒に考える時間が持てたことは

開催できて良かった、ありがたいと感じております。

 

多くの反響もいただきましたので、

またいつか、開催できればと思います。

 

当日ご参加いただきました皆様、

興味を持ってくださった皆様ありがとうございます。

 

今週は、
6/28(金)10時半~ 「家族を看取ること」公演会
6/23(日)14時~ いまさら聞けない通夜葬儀
の開催もございます。

みなさまのご来山お待ちしております。

合掌