【インタビュー掲載】
福島県内の情報掲載 フリーマガジン aruku
様々な職業の方にインタビューする、
『プロフェッショナル夢名鑑』にて、
住職のインタビューが掲載されました。
arukuさんには、
写経会などの行事告知でいつもお世話になっており、
改めてご縁をいただきありがたいです。
フリーマガジンは
福島県内のショッピングモールやスーパーにて、
web版は以下サイトにてご覧ください。
【インタビュー掲載】
福島県内の情報掲載 フリーマガジン aruku
様々な職業の方にインタビューする、
『プロフェッショナル夢名鑑』にて、
住職のインタビューが掲載されました。
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改めてご縁をいただきありがたいです。
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先日、会津若松市の仁愛高等学校にて、講話を担当するご縁をいただきました。
仁愛高等学校は、県内だけでなく全国各地から入学されている看護学校です。
住職自身、高校生の授業としてお話する機会は初めてでしたが、自身の経験談といのちについてお話してまいりました。
途中、写経の体験時間も入れ、集中して取り組む姿はとても印象的でした。
いのちと向き合う看護学生のみなさん。これから、ご自身はもちろん、さまざまないのちと向き合うことになるかと思います。なにか少しでも考えるきっかけになってくだされば幸いです。
生徒さんからパワーをいただき、住職も大変実りある学びの時間でした。
今回ご縁をいただきありがとうございました。
合掌
【朝日新聞 全国版 掲載】
本日7/14(火)朝日新聞朝刊に住職のインタビューが掲載されております。
感染症対策の「三つの密」が周知されている中、真言宗の「三密」もコロナ禍にこそ大切ではないか?という内容です。
デジタル版は、会員登録後に全文読むことができます。ぜひご覧ください。
合掌
【メッセージ掲載】
大正大学のホームページに、住職のメッセージが掲載されています。
大正大学は住職の母校。僧侶の資格取得の為に入学し、仏教をゼロから学びました。
コロナ禍により、大学の授業は現在すべてオンライン授業として開講されています。巣鴨キャンパスに通いたくとも通えない在校生へ、卒業生からのメッセージとしてエールを綴ったブログです。
仏教学科卒業生からのメッセージブログは、今回から始まったばかり。第一弾として住職が想いを寄せています。卒業生としてまたお声をかけていただき有り難い限りです。
卒業生からのメッセージブログは今後も更新され、様々な方からの想いが寄せられます。
在校生に向けて送ったメッセージですが、よろしければご覧ください。
お寺がある猪苗代では桜が満開となりました。
今年はお花見は叶いませんが、
花を愛でることは心の保養なりますね。
5年前の5月の連休、
四国八十八箇所のお遍路に行っておりました。
新緑の季節、若葉の香と清々しい風を感じながら巡っていたことを思い出します。
この時、僧侶の資格を取るために二度目の大学生をしており、春休みと5月の連休で念願のお遍路旅を決行。
歩きをメインに、時間の関係で電車や路線バスも使いながら、30日間かけて巡った贅沢な時間でした。
お遍路は、1日に約30キロほど歩きます。
「足が痛くてもうダメだ…」と思ったことは数知れず…
「なんの目的で歩いてるのか?」
「なんでこんな苦しいことをやっているのか」
「明日は1日休もう」
「こんな情けない自分が嫌になる…」と、
自分の中でいろんな葛藤が生まれます。
まさに自分を見つめなおす修行の時間でした。
そんな時に元気になれるのは、
宿で一緒になる他のお遍路さんと宿のおかみさん。
夕食を共にしながら、
遍路道の情報を教えていただいたり、
お遍路への想いなどを伺います。
いろんなお話をしながら、一期一会の出会いに感謝し、「歩いているのは私一人じゃない」と励まされ、
翌日へのパワーとなるのです。
お遍路で大事にされているのは「同行二人」(どうぎょうににん)。
自分ひとりで歩いているのではない、
常にお大師さま(弘法大師空海)と一緒に歩いているという意味です。
ひとりでお遍路道を歩くのは心細いことも多いです。
そんな時に心の支えとなったのは、
ひとりで歩いているのではない、「同行二人」で常にお大師さまが一緒に歩いてくださっていると強く思うこと。
そして宿に着けば、おかみさんやお遍路さんと一緒の時間を過ごし、同行二人だけでなく、
同行五人にも、同行十人にも感じられ安心につながるのです。
緊急事態宣言が出されている今、人と会うことが制限され、不安や心細いことも多いですよね。
毎日会っていた友人や同僚、ご近所さん、など、当たり前だったことが叶わない毎日です。
「私はひとりぼっち」
「こんな気持ちは私だけなのだろうか」
「早くみんなに会いたい」
いろんな想いが巡りますね。
親しい方と顔を合わせてお話することは叶わない毎日ですが、みんな同じ気持ちですし、近くにいなくともいつでも心はつながっているはずです。
同行二人、いや同行五人、十人と、みんな一緒にいます。一緒に歩いています。
大切な方をイメージして、一緒に歩んでいると強く想ってみませんか。
ちなみに私は最近、毎朝ラジオ体操をしております。ラジオの向こうにはたくさんの方がいることを想像し、見えないけれど一緒にラジオやっているのだなぁとつながりをかんじています。
来年は、みんなで一緒にお花見したいですね
合掌
壽徳寺 住職 松村妙仁
コロナウイルスの影響が広がり、不安、心配、心惑わされる毎日ですね。
感染拡大防止に大切なことは、自分自身が感染しない、ウイルスを拡散させないこと。ポイントとして、手洗いうがいの励行と共に「3つの密」を避けることが大事であると言われていますね。
密閉(換気の悪い密閉空間)
密集(多数が集まる密集場所)
密接(間近で会話や発声をする密接場面)
この「3つの密を避ける」という言葉を聞いて私はドキッとしました。
それは、真言宗では「3つの密が大事」であると言われているからです。その三つは、
◆身密(しんみつ)
身=からだ、行動◆口密(くみつ)
口=くち、言葉、発言◆意密(いみつ)
意=こころ、考え
です。この三密(さんみつ)を大事に修行を重ねてゆくことが真言宗の根本であります。
からだの状態や行動、言葉を正しく整えれば、自ずと心も整えられる。三つのバランスを大事に、三密を研ぎ澄ます修行を重ねることで、仏様のように心穏やかに過ごせるという教えです。
*真言宗宗祖 弘法大師 空海
私達の実生活において、三密の修行とはどのような修行でしょうか。私が思いつくものを挙げてみます。
・自分の行動を見直し、大事なものを見極める
・自分勝手な行動はしない。自分さえよければそれでいいという気持ちで行動しない。
・みんなのいのちを守る行動を取る
・できる範囲でからだを動かす
・手を洗い身を清める
・自分の言動を見直し、正す
・自分の事を棚において人の悪口ばかりを言わない(インターネットに書き込まない)
・人の揚げ足をとらない
・電話やインターネットなどを通して友人とたわいもない話をして気分転換する
・ありがとうと感謝の気持ちを口に出す
・うがいをしっかり行い、口を清める
・自分のこころの揺れ動きを観察する
・こころをありのままに見て、自分に気づく
・一歩立ち止まってこころを見つめる
・様々な情報をむさぼり、こころ惑わされない
・自分だけでなく他者に気配りをする
・今できる範囲で、自分がリラックスできること、こころが豊かになることをやってみる
・深呼吸をしてこころを落ち着かせる
外出や行動が制限され、息苦しくも感じますが、生き方や働き方について改めて見直す時間をいただいたように感じています。
人と人、近くにいなくとも、
大切な人とは心と心でつながっているはずです。
自分と大切な人、生きとし生けるものすべてを守るために、自分ができることを大切に、それぞれの密を心に留めて生活してゆきたいですね。
合掌